Silverlight4の日本語開発環境を無料で作る方法

以前のエントリは英語版だったので、今度はSilverlight4の日本語開発環境を構築する方法です。

Visual Web Developer 2010 Expressのダウンロードとインストール(オフライン)

下記のMictosoftのWebサイトから「Visual Studio 2010 Express Combo DVD」をダウンロードします。
Visual Web Developerは、Visual Studioの無償版(フリー)です。

Visual Studio 2010 Express の DVD イメージからのインストール
http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/2010/product/express/offline.aspx

ISOイメージファイルをDVDに書き込むか、またはDAEMON Tools Liteのようなツールを使ってISOイメージをマウントして、インストールします。

ISOイメージは、C++C#VBの開発環境が含まれていますが、Silverlightの開発には、Visual Web DeveloperのみインストールすればOKです。

Silverlight4 Tools for Visual Studio 2010 日本語版のダウンロードとインストール

下記のWebサイトから、Silverlight4 Tools for Visual Studio 2010の日本語版をダウンロードしてインストールします。

・Silverlight4 Tools for Visual Studio 2010 日本語版
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=eff8a0da-0a4d-48e8-8366-6ddf2ecad801

Silverlight Toolkitのダウンロードとインストール

下記のWebサイト1(codeplex)から、Silverlight Toolkitの最新版をダウンロードして、インストールします。

Silverlight Toolkit
http://silverlight.codeplex.com/

ページ右側のDownloadボタンを押すと、ライセンスの確認画面が表示されるので、同意する場合は「I Agree」を押すと、ダウンロードできます。
本日時点のバージョンは「April 2010」のようです。

Toolkitをインストールすれば、Silverlight4の日本語開発環境の出来上がりです。

Silverlight4 Tools 日本語版 & オフラインドキュメント

今さらながら、備忘録的にメモ。

Silverlight4 Toolsは、「for Visual Studio 2010」となっているので、Visual Studio 2010が必要です。

・Silverlight4 Tools 日本語版
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=eff8a0da-0a4d-48e8-8366-6ddf2ecad801

・Silverlight4 オフラインドキュメント(日本語)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=B6127B9B-968C-46C2-8CB6-D228E017AD74&displaylang=ja

オフラインドキュメントは80MBあります。(意外と大きい)

Silverlight4で無料の開発環境を作る方法(ただし英語版)

なぜ英語版か

Silverlight4 Tools RC2 for Visual Studio 2010が、日本語版のVisual Web Developer 2010 Expressに対応していないらしく、インストール時にエラーが発生して先へ進めないため、英語版のVisual Web Developer 2010 Expressをインストールします。

Visual Studio 2010 Express(Visual Studioの無料版)の英語版を入手する

Microsoft Express Downloads

上記サイトから、「All - Offline Install ISO image file」を選択し、
「English」を選択してから、「Free Download」ボタンを押します。

ISOイメージなので、600MB以上あります。
通信環境によっては時間がかかりますが、がんばってダウンロードしてください。

Visual Web Developer 2010 Express(英語版)のインストール

入手したファイルはISOイメージなのでDAEMON Tools Liteなどを使ってマウントします。

Visual Studio 2010 Expressのインストール画面が現れますので、
ここではC#Visual Basicなどは選択せずに、「Visual Web Developer」を選択して、インストールします。

Silverlight 4 Tools RC2 for Visual Studio 2010のインストール

本日時点では、まだ正式なSilverlight 4 Toolsが出ていないようなので、ここから入手して、RC2をインストールします。

Silverlight Toolkitのインストール

Silverlight Toolkitは無くても、Silverlight ToolsのみでSilverlightの開発は行えますが、より多くのコントロールを使いたい場合には、Toolkitもインストールしておくと良いでしょう。

Silverlight Toolkitは、すでにSilverlight4に対応しているので、ここから入手してインストールします。


以上でSilverlight4の開発環境のセットアップは終わりです。
Visual Web Developer 2010 Expressを起動し、[File]→[New]→[Project]を選択すると、[Silverlight]のTemplateが存在することがわかります。